秋の高校生キャリアデザイン講座 ~続き~
ロジカルシンキングの回では、
論理的に思考を整理する力として
「MECE」と「So What? Why So?」
という技術を紹介しました。
MECEとは
Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive
の頭文字をとったものです。
ある全体集合を、重なりがなく、漏れもない
部分の集合として捉えることを言います。
So What?とは
ある問題に対して、
手元のデータから答えを抽出することです。
Why So?とは
抽出した答えが、手元のデータだけで
証明できることを確認することです。
今回は、実際にペアワークをして
その技術をトレーニングしました。
今回の題材にしたのは
ある商品の売上高のグラフ、
商品に対する消費者のコメント、
消費者の傾向の変化のグラフなどなど。
高校生に馴染みのないものばかりでした。
複数の図や表や資料を読み取り、
そこから何が言えるかを要約する作業に
苦戦しつつも楽しく話し合っていました。
〇参加者の感想〇
✓分類の仕方はたくさんあり、分類の仕方によっては見えないものもあるということを学んだ。
✓聞かれたことに対して明確に答えることの難しさや大切さを学んだ。
✓社会に出てコミュニケーションの力が大切なことがよく分かった。今日やった論理的な思考は、社会に出て必ず役に立つと思う。
入試改革でセンター試験に代わる
「大学入学共通テスト」の国語の試験では、
「多様な文章や図表などをもとに、複数の情報を統合し構造化して考えをまとめたり、その過程や結果について、相手が正確に理解できるように根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価する」
と述べられています。
● 多くの高校生が苦手とする複数の図表や資料の読み取り
● 根拠に基づいた論理的な論述
● 高校生に馴染みのない実社会の資料・文書の理解
英泉塾高等部では、キャリアデザイン講座や小論文指導で、
これらの力をどんどん養っていきます。
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